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日台キッズラグビー交流 2017
日台キッズラグビー交流は、 2011年3月11日の東日本大震災で被災した釜石の子どもたちが笑顔を取り戻す機会にして欲しいという関係者の願いから2012年に始まりました。 
2017年3月に実施した第3回 日台キッズラグビー交流では、釜石の子どもたちと共に2016年4月14日の熊本地震で被災した子どもたちが台湾の子どもたちとラグビーを通じて交流することができました。
台北市での交流会では、岩手県から参加した12名と熊本県から参加した19名が、台湾の子どもたちと生活を共にしました。

日台キッズラグビー交流 2017

2017年3月24日(金)から28日(火)にかけて、子どもたちはラグビーの親善試合や合同練習だけでなく、夜市に一緒に出かけたり、合同宿泊などを通じてグラウンドの外でも貴重な時間を過ごしました。交流当初は心理的距離があった両国の子どもたちでしたが、ラグビーという共通の関心を土台としながら、日本語、中国語、英語、そして身振り手振りを駆使して意思疎通を図っていました。ラグビーを一緒にプレーし、勝利を喜び、敗北を悔しがりました。

日台キッズラグビー交流 2014 日台キッズラグビー交流 2017

夜市へ一緒に出かけたことや子どもたちだけの部屋での生活は両国の子どもたちにとってかけがえのない経験になったと思います。このような交流を通じて、特に被災地である岩手県と熊本県の子どもたちは、「自分ひとりではない」「仲間がいる」と感じてくれたように思います。

日台キッズラグビー交流 2017 日台キッズラグビー交流 2014

日台ラグビー交流 2017 に参加した子供たちから

「最初は台湾の人たちとコミュニケーションがとれるか心配でした。だけど、同じ部屋でしゃべったりいっしょにタグラグビーをしていくにつれて、とっても楽しくなっていきました。」

「大きな声を出して、たのしくたいわんの人とかまいしの人とタグラグビーをすることができました。」

「日本語が通じない台湾の人たちとのコミュニケーションが一番苦労しました。あと、釜石の人たちとは、方言のちがうことなどで苦労しました。」

「また台湾に来たらもっとおいしい食べ物があると思うのでたくさん食べたいです。」

「今後、台湾と日本との友好関係がますます良くなるために、ぼくたちはどのようなことを心がけていけばいいのか、よく考えていきたいと思います。」

といった、メッセージが届けられました。