一般社団法人子どもスポーツ国際交流協会(THE KIDS SPORTS
EXCHANGE)は、スポーツを活用するさまざまな活動を通じて、健全な心と体を生み出し、活力に満ちた社会をつくり、スポーツが持つ価値を発信して、日本だけでなく世界中の人々が幸せな生活を獲得できる世界の実現に貢献することを目的に2015年1月5日に設立されました。
スポーツは、チームワーク、公正さ、規律、尊敬といった社会的な価値を分かり易い形で参加者に提供できると考えらています。また、このような社会的価値は、スポーツを契機とすることで人種、民族、宗教といった異なりを越えることができるとも考えられてもいます。以上のことから、私たちはスポーツを契機とする国際交流が、特に身体と心が一体となって学ぶ子どもたちの成長にとって効果的であると考えました。
しかし、スポーツを契機とする国際交流の参加の機会は、オリンピックやワールドカップといった国際大会に参加出来る高い競技力を持つスポーツ・エリートにしか与えられていないという現実があります。そこで、私たちは子どもたちを対象とするスポーツを契機とする国際交流の機会創出が、今日的課題であると認識し、一般社団法人子どもスポーツ国際交流協会の設立に至りました。
私たちは、ご賛同いただいた組織や個人の方々と一緒に、好奇心旺盛な子ども達が、スポーツを契機とする国際交流を通じて人種、宗教、食事、言語、経済といった異文化を肌で感じる経験を数多く生み出していきたいと考えております。
一般社団法人 子どもスポーツ国際交流協会 代表理事:向山 昌利
[ 活動目的 ]
・私たち一般社団法人子どもスポーツ国際交流協会は、日本だけでなく世界中の人々が幸せな生活を獲得できる世界の実現に貢献することを目的に活動しています。
・スポーツを活用する様々な活動を通じて、次の3つの目標を達成します。
(1)健全な心と身体を生み出す
(2)活力に満ちた社会を作る
(3)スポーツが持つ価値を発信する
・特に「Sport for Future!! の拡大!」を合言葉として、「楽しさ」「わかりやすい目標設定」「言葉の壁を越える」といったスポーツの強みを活かし、子どもたちが異文化間協働の成功体験を通じて次世代のグローバルリーダーに求められる能力(カルチャーインテリジェンスCQ)を身につける機会を創出します。
[ 次世代グローバルリーダー育成について ~ Sport for Future!! ~ ]
技術革新によって変わる「求められる能力」
グローバル化の進展/国際プロジェクトの増加によって、IQ(知能)やEQ(こころ)ではなく、異文化を理解する力(CQ)が求められるようになってきました。
CQ(カルチャー・インテリジェンス)とは、宗教、信念、風習といったある集団(たとえば国民)が共有する規範や価値観とは異なる規範や価値観に対する柔軟性といえます。
CQ獲得のファースト・ステップは、異文化に対する興味!つまり、不安や恐れに対抗できる意欲を獲得することです。
CQ獲得に向けて、子どもスポーツ国際交流協会は子どもたちの「好き」を活かしたプログラムを展開
子どもたちが大好きなスポーツを活用します。
著名な社会心理学者であるオルポートのコンタクトセオリーに基づいてプログラムを構築しています。つまり、偏見を効果的に低減するために必要な次の4条件をプログラムの中に組み込んでいるのです。
(1)地位の平等
(2)共通目標
(3)協力
(4)権威による支援
[ スポーツ国際交流の企画運営事業 ]
スポーツには、世界中で理解される共通の「ことば」があります。それは、「フェアプレイ」、「チームワーク」といった考え方で、人と人の間につながりを生み出す基盤となります。そのため、スポーツには、言葉、民族、政治、宗教、人種の壁を越える「ちから」があると考えられています。子どもスポーツ国際交流協会は、このようなスポーツのもつ「ことば」と「ちから」を子どもたちの国際交流に活用したいと思っています。
[ 主な活動 ]
(1)子どもたちを対象とするスポーツ国際交流の企画運営
・日タイキッズラグビー交流
・日台キッズラグビー交流
(2)子どもたちを対象とするスポーツ国際交流に関する調査研究
[ スポーツ国際交流に関する調査研究事業 ]
スポーツを通じた国際交流は、子どもたちにとって貴重な経験になると一般的に考えられています。しかし、その効果を十分に明らかにできているとは言えません。子どもスポーツ国際交流協会は、自らが運営する国際交流を対象とする調査を実施し、国際交流の効果を明らかにすることを目指します。
[ 名 称 ]
一般社団法人 子どもスポーツ国際交流協会
(英語表記:The Kids Sports Exchange)
[ 所 在 地 ]
〒192-0393
東京都八王子市東中野742番地1
中央大学 文学部 向山昌利研究室
[ 設 立 ]
2015年1月5日
[ 代 表 理 事 ]
向山 昌利
[ 連 絡 先 ]
[ 決 算 報 告 ]
[ 代 表 理 事 ]
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向山 昌利 (中央大学 文学部 准教授)
元ラグビー日本代表。ニュージーランド、英国へのラグビー留学に加えて、日本代表バイスキャプテン、日本A代表キャプテンとして国際舞台を豊富に経験。現役時代から、スポーツを通じた国際交流支援に積極的に取り組む。現役を引退した2009年以降、スポーツを通じた国際交流や国際協力の実践と研究に取り組む。 |
[ 特 任 理 事 ]
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濱島 幸生 (総合コンサルティング会社勤務)
横浜在住の現役サッカープレーヤー。ラグビーは ”雪の早明戦” の頃から大学、日本代表戦、トップリーグ、サンウルブス戦など多数観戦、国立競技場最後の「カンタベリー・ドリームマッチ」に出場。三陸/釜石との ”ご縁”(震災復興支援のプロボノ活動、釜石・鵜住居神社の御神輿再建時のお祭り体験)や、コンサルティング会社での業務や地域コミュニティ事業の企画運営(横浜・野毛山の交流空間 「CASACO」)における ”経験・人脈” などから、本社団代表理事の向山氏とともに釜石をフィールドとした交流事業を企画。タグラグビーによる小学生世代の国際交流プログラム 『KAMAISHI KIDS TRY』 を2018年に立上げ、それ以降本社団の地域創生事業担当として、持続的な地方創生プラットフォームの形成に向けた活動に取り組んでいる。
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[ 台 湾 代 表 ]
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池田 辰彰
(台湾 玄奘大学応用外国語学科 副教授兼学科長)
高校時代はラグビーに熱中するものの、大学、社会人時代は楕円球に触れる機会はなく、台湾で日本人ラグビーチームFIVEWOODS と出会い、高校卒業以来、30年ぶりに再び楕円球に触れ、ラグビー仲間の熱い思いを思い出す。現在は台湾の大学教員として、台湾の大学ラグビーの発展に関心を持つ一方、台湾と日本の子どもたちのラグビーを通した国際交流推進に力を注いでいる。好きな言葉は、高校時代のラグビーの恩師の口癖、Noble and Brave。 |
[ 台 湾 顧 問 ]
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陳 甲欣 (現台湾ラグビー協会理事)
元ラグビー台湾代表。2006年 東海大学卒業。
ラグビーを通して日本と台湾の架け橋になれますように頑張っていきたいと思います。
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[ 監 事 ]
猪股 宏之 (公認会計士・税理士)
日本の大手監査法人を退職後、税理士法人猪股会計を立ち上げる。現在は様々なプロスポーツチームへのコンサルティングやプロスポーツ選手向けの会計、税務サポートを行っている。小学校から高校まで野球に打ち込みポジションはショート。大学4年時に大学を1年間休学してアメリカに留学。帰国後、東南アジアを鉄道とバス、そしてトラックの荷台を乗り継ぎながら陸路で6か国を貧乏旅行。現在の訪問国は25か国。目標とする国数は200か国。
[ 法務アドバイザー ]
小松 健太 (弁護士)
学生時代から抱いていた「国際協力に関わる仕事に就いてみたい」という夢を叶えるため、英国系法律事務所から国際協力機構(JICA)に移り、発展途上国や新興国の法整備を担当。現在は、ミャンマーを拠点に立法過程や司法制度の改善を通してミャンマーの国づくりのお手伝いをしている。大学時代は、トライアスロンに打ち込み、大学選手権団体優勝に貢献した。