2009年4月３日～７日に開催した第１回 日タイキッズラグビー交流では、プルンパタナ小学校ラグビー部メンバー36名と保護者22名が来日、ラグビーを通じて日本とタイの子ども達が懸命にひとつのボールを追いかけました。



来日初日は、千葉県にある手賀の丘少年自然の家でのウェルカム・パーティ、日本の子ども達との宿泊～食事、施設の清掃、後片付けといった共同生活を体験したことで、お互いの距離がぐっと縮まりました。

翌日は、メインイベントであるラグビー交流をNEC我孫子事業場ラグビー場で開催しました。
ラグビーの練習、試合、バーベキュー。そして日本家庭でのホームステイを体験して、交流を深めました。
ジャパンラグビー〝トップリーグ〟所属チームであるNECグリーンロケッツさんからは、グランド、クラブハウス、グッズ等をご提供していただくとともに、多くの選手が交流会に参加、全面的な協力を頂きました。

その後、タイキッズたちはディズニーランドや浅草などの観光を満喫し、たくさんの思い出を胸に帰国の途に就きました。

今回の交流を通じて、子どもたちはもちろんそこに関わる人々すべての心と心が一つになり、笑顔が溢れ出す場面を数多く見ることが出来ました。
この「笑顔」が、継続的に日タイキッズラグビー交流を企画する原動力となっています。
好奇心旺盛な子ども達がスポーツを通じて人種、宗教、食事、言語、経済といった異文化を肌で感じ、同時にタイ人の子ども達が笑顔を取り戻せるように「日タイキッズラグビー交流」は、今後も継続的に開催します。



～タイキッズからのメッセージ～
私どもの来日に際し、ご協力くださいました多くの方々に心から感謝申し上げます。
ラグビー交流、ホームステイ、観光、食事、花見など全てにおいて日本滞在を心から満喫できました。そしてなによりラグビーを通して日本人の皆さまの優しさに触れられたことが、今回のツアーで一番印象深いことでした。
私たちプルンパタナ小学校ラグビー部としては、これを契機に日タイの交流を活性化していきたいと考えておりますので来年はぜひバンコクにお越しください。皆さまの来タイを心からお待ちしております。