８月19日から23日の４日間、千葉県のラグビースクールを中心としたラグビーキッズ14名（小学５年～中学１年）、コーチ３名、スタッフ４名がバンコク（タイ）を訪れ、国際交流を行いました。
去る３月のラグビー交流で来日したVajiravudh Collegeの仲間をはじめとする、Plearn Patana School、Satit Kaset School、Pra-Moch school、バンコクジャパニーズラグビークラブKIDSの総勢150名が、一行をあたたかく迎えてくれました。
Vajiravudh Collegeは、1910年にラマ6世王により、英国のboarding school（全寮制の学校）をモデルにして、バンコク市内中心部の王宮のそばに設立された小中高一貫教育の由緒ある男子校です。


日タイラグビー交流は、「ラグビー交流を通じて国際的視野で多様性を認め合う能力を獲得する」ことを根幹に、「異国のことを知る、日本のことを知る（異文化理解）」、「外国語を話すチャレンジ（語学習得）」、「国境を越えた友達づくり（交友関係構築）」を目的としています。
ラグビーを通じた交流はもちろん、タイの観光名所や遺跡を体験することで、その文化を感じることのできる訪問となりました。

Vajiravudh Collegeでの宿泊体験、王宮見学、バンコク市内の散策＆ショッピング、バーンパイン宮殿見学、アユタヤ水上マーケット観光、本格タイ料理、象乗り体験などを通じて様々な文化や伝統に触れ、タイという国がより身近に感じられる貴重な時間を過ごしました。

交流後には、

「バーンパイン宮殿やアユタヤ水上市場、モールなど、日本とは全く違った世界を楽しむことができました。」

「タイの人は親切で僕たちに気をつかって下さいました。次は春の合宿に参加して今度は僕たちがタイの人たちを案内したいです。」

「タイの子たちとラグビーをやっていると、すごく楽しそうにラグビーをやっているので、自分まで楽しくなってきて、今までで一番おもしろいラグビーができたと思います。」

と〝異文化を感じながら〟〝異国の友だちをつくり〟〝言葉＋アルファ〟のコミュニケーションを体現したキッズたちの声が、数多く聞かれました。

※本プロジェクトは、「一般財団法人 子どもスポーツ国際交流協会（代表理事：向山昌利）」が主催、国際交流基金アジアセンターさまの助成を頂き開催いたしました。