2016年3月24日(金)、タイ国ラグビーチームであるのVajiravudh Collegeの子どもたち、コーチら総勢12名が来日、千葉県我孫子市で 『第7回 日タイキッズラグビー交流』 がスタートしました。
26日(日)までのの3日間、タイキッズを迎える日本側は、あびこRS、印西RS、千葉市RS、川口RSの子どもたちと、ボランティアスタッフ29名(コーチ10名、通訳1名、NECグローンロケッツさま5名、調理担当12名、医師1名)。 ラグビーを通じた国際交流、異国の友だちづくり、にチャレンジしました。
日タイキッズラグビー交流は、「国際的視野で多様性を認め合う能力を獲得する」こと交流の目的とし、3つのテーマ(①異国のことを知り、日本のことを知ろう。②英語を話すチャレンジをしよう。③国境を越えた友だちづくりをしよう。)を掲げています。
この3つのテーマを実現するため、宿泊施設の部屋割りはタイ人・日本人混合、お互いに母国語は使わず、相手に伝わるように、なるべく英語やジェスチャー・ボディランゲージでの会話にチャレンジしました。
3月24日(金)は、千葉県我孫子市にある手賀の丘少年自然の家での共同(宿泊)生活。
ここでは、日本のカレーとタイのカレーを一緒に作り、食べ比べをはじめとする、タイと日本の文化交流イベントを実施、お互いの国の文化を知ること、自分の国の文化を改めて知ることができました。
続く2日目は、NECグローンロケッツ(ジャパンラグビー トップリーグチーム)の本拠地である NEC 我孫子事業場にて、日本のトップクラスのラグビープレイヤーのみなさんの指導の下での合同練習、ラグビー交流、日タイ両国の文化交流イベントも行いました。
交流最終日となった3月26日(日)は、ウォーミングアップを経て待ちに待った日タイラグビー交流戦。
交流戦は、日タイ混合で生活を共にした宿泊部屋割で4チームを構成、各チーム総当たりのファーストステージ(7分ハーフ)を経て、ファーストステージの順位:1位 vs 2位、3位 vs 4位(10分ハーフ)によるファイナルステージを行いました。
交流戦終了後は、3日間一緒に過ごした仲間達が話し合って、部屋別に "MVP" を選出、各部屋のキャプテンが選出の理由を発表し、表彰を行いました。
さらに、優勝チームの日タイ各ルームリーダーが感想を発表。 タイ国からの記念品贈呈、日タイの国旗が描かれた記念ペナントを交換しました。
交流後には、
「タイのカレーを食べた時は、めちゃくちゃ辛くてトマトを三つたべるほど辛かったです。
食べ終わった後、くちびるがピリピリしました。」
「交流戦でトライを取るとタイの子も含めてみんなで喜びを分かち合いました。
もう日本人もタイ人もありませんでした。」
「コミュニケーションが難しかったです。
タイの人も頑張ってコミュニケーションをとろうとしていたので良かったです。」
と〝異文化を感じながら〟〝異国の友だちをつくり〟〝言葉+アルファ〟のコミュニケーションを体現したキッズたちの声が、数多く聞かれました。
※本プロジェクトは、「一般財団法人 子どもスポーツ国際交流協会(代表理事:向山昌利)」が主催、国際交流基金アジアセンターさまの助成を頂き開催いたしました。